9月5日から8日にかけて開催された第46回全日本大学選手権大会(日本ボート協会主催)に、本学端艇部が出場した。男子は全出漕クルーが準決勝に進出、女子は舵手つきフォアが決勝進出と、ともに例年以上の成績を残した。
部内で最高成績を残したのは、4位入賞の女子舵手つきフォア。5月の全日本選手権で準優勝を果たしたペアを含むメンバーで構成されており、今大会も期待通りの快進撃を見せた。クルーの中心的存在だった女子部主将・西尾友伽(商4)は、舵手を含む5人の様子を「結成時と比べてチームワークが強化されたことが、この結果に大きく結びついている」と話した。最近の端艇部女子全体における好調の秘訣については「男子より人数や実績で劣る分、ハングリー精神がある。自分たちにとって良いと考えたことは、きつくても積極的に練習に取り入れている」と述べた。
昨年準優勝の花形種目・男子エイトは、藻の発生によるコースコンディションの悪さから力を出し切れず、予選と準決勝では最終500㍍で失速。それでも8位入賞という結果を残した。端艇部主将の増田創史(商4)は、今大会について「男子部の全クルーが準決勝に進出するなど、チーム全体としての力は上がっている。夏の相模湖合宿で練習量を積んだことにより、技術・精神の両方の面で大きく向上した」と振り返った。