9月6日から9日にかけて開催された第45回全日本大学選手権大会(日本ボート協会主催)で、本学端艇部の男子エイトが3年ぶりに決勝に進出し、準優勝を果たした。また、男子舵手なしペアが優勝、男子舵手つきフォアが4位入賞など、多くのクルーが健闘。男子総合順位は4位タイとなった。
予選、準決勝と順当に勝ち進んだ男子エイト。決勝では序盤でやや出遅れたが、後半の力漕で2位に浮上。ゴール直前で中央大の猛追にあうもなんとか逃げ切り、同種目では4年ぶりとなる準優勝に輝いた。
予選、準決勝をともにグループ1位で通過した男子舵手なしペアの加美悠也(社4)・長尾駿一郎(法4)組は、決勝でもその勢いのままに快漕。2年ぶりの同種目優勝を成し遂げた。今回のレースについて、加美は「高校からの経験者が多い強豪私立とのレース。挑む気持ちで、わくわくして臨めた」とコメント。長尾は「同期に比べて結果が出ず、つらく感じたこともあったが、挑戦を楽しむことで乗り越えられた」と述べ、両者とも前向きな気持ちが実を結んだと話した。
今大会について、主将の佐々木幹太(法4)は「今年は部全体が練習に対して前向きで、インカレを見据えて取り組めた。大会本番でも部員全員がいきいきしていたように思う」と振り返った。