6月24日、武蔵大朝霞グラウンドで東京都大学サッカーリーグ戦2部の第9節が行われ、本学ア式蹴球部は武蔵大と対戦し、1―1で引き分けた。これでリーグ戦績は3勝3敗3分となり、首位タイの帝京大・東京大との勝ち点差を8として前半戦を終えた。
一橋大は前半25分、コーナーキックに続くチャンスで、もつれ合いの中からセンターバックの加賀平朗(経4)がゴールを決め先制したが、後半ロスタイムに右サイドからのクロスがこぼれたところを詰められ失点。勝ち点3の獲得はならなかった。
グラウンドマネージャーの岡谷真広(経4)は「選手間の距離が開いてコンパクトな守備ができず、ボールを持った後のアイデアも足りなかった」と試合を振り返る。リーグ後半戦に向けては、「良い位置に着けているわけではないが、トップとの差もそこまでない。泥臭く、自分たちらしさを出して1部昇格を果たしたい」と意気込んだ。
ア式蹴球部は平成29年度、36年ぶりの1部昇格を達成した。しかしグラウンドの又貸しが発覚し、昨年7月から活動停止処分に。リーグ後半戦は不戦敗扱いとなり、2部降格となった。処分中は学内での清掃・挨拶活動や、多摩障害者スポーツセンターとの交流などを行っていた。地域に愛される団体を目指し、昨年9月に活動を再開してからもボランティア活動を継続している。