本学キャリア支援室がまとめた14年度本学学部卒業生の進路状況が明らかになった。就職者数を就職希望者数で割った就職率は97・07%で、前年度から0・81㌽増加した。また、卒業生数を14年度4年生数で割った卒業率は、前年度から6・20㌽増加し、80・37%へと急上昇した。好景気や本学の就職支援体制の強化などによる就職者数の増加が背景とみられる。

 就職希望者も前年度に比べ131人増加し、就職者は929人となった。業種別の就職者数では、「銀行」が149人で9年連続のトップ。昨年度3位だった「サービス業・その他の業種」が「電機・機械その他製造業」を抜いて2位となった。

 就職先別に見ると、三菱東京UFJ銀行が34人で5年連続の最多。三井住友銀行が22人で昨年の3位から2位に浮上し、丸紅が18人と続いた。大学院進学者は91人で、前年度から21人減少した。

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2015-6-C