EDGE Self Access Center

 読み書きはできてもスピーキングなどの実践的な英語に苦手意識をもつ一橋生は少なくない。EDGE Self Access Center(自立学習支援室)はそうした問題を抱える一橋生のために、実践的な英語学習ができる機会を提供する。
 本センターは、本学の提供する国際性を意識したプログラムの一つであり少人数の英語力育成に取り組んでいる。平日の主に2~4限に東本館2階で、スピーキングやライティングの授業を行っている。チューターは交換留学生を含む計7人の学生が務める。受講生はEDGEや渋沢スカラーシッププログラムの学生が大半だが、本学の学生は全員、無料で受講可能だ。

 この施設を利用する飯星綾さん(商2)は、来年のヨーロッパ留学や将来のキャリアを考え、英会話を学んでいるという。卒業後は監査の仕事に携わりたいという彼女は、現在ビジネスの世界が国際化していることから「外国の監査法人と英語でコミュニケーションをとりながら仕事をすることに関心があります」と、学生のうちから英語力を養う目的について話した。授業では、日本文化や海外での経験といった定番のお題に加え、政治などの難しいトピックについても意見を求められる。
 最後に、飯星さんは「自分が強化したい英語の分野に合ったレッスンを受けられるうえ、少人数で授業が展開される点が良いです。英語の勉強をしたい人は、EDGE Self Access Centerをお勧めします」と魅力を語った。