2017年度の自治団体連合費(自団連費)の配分額が学部協議会から公表された。配分額の公表は2011年度以来で、6年ぶり。

 自団連費は、体育会、文化団体連合、一橋祭運営委員会、KODAIRA祭実行委員会など自治団体連合に所属する各団体の活動資金として配分される。
 学部協議会は配分方法について、最新会計年度の会計データを提出した団体は2016年度分から増額したと説明。データの精査は行わなかった。ただし体育会総務については会計データの提出が遅れ、内容も妥当性を欠いていたため、配分額は決定したが配分は2018年度以降に保留したという。また今後納入率が落ち込むリスクも考え、納入額の増加分は一部(約150万円)を来年度以降の配分に回した。

 今回の配分額公表は、自団連費納入率の低下防止を目的とする。学部協議会会計のラーピセートパン・スッティカンさん(経4)によると、学部協議会は配分額や使途の不透明さが不信感を招き、納入率を低下させると結論付けた。使途も各団体に報告させたが、監査が間に合わず公表できなかったという。
来年度以降の配分額および使途の公表については、来年度のメンバーに判断を委ねるとしながらも「特に公表しないメリットもないので公表したほうがいいのではないか」とコメントした。
2017年度の自治団体連合費(自団連費)の配分額が学部協議会から公表された。配分額の公表は2011年度以来で、6年ぶり。