3月17日、兼松講堂にて2022年度学位記授与式が挙行され、学部991名、大学院642名が卒業した。学部学位記授与式が全学部合同で行われたのは2018年度以来、4年ぶりのことである。また、卒業生の家族などの来校も許可された。
 中野聡学長は式辞で「我々は、持続可能な人類社会の発展と地球環境の両立に対して責任を果たすことが求められている」と語り、「一緒に世界を救いましょう」と卒業生に呼びかけた。
 また、本学卒業生で、ジェンダー法学会理事・理事長などを歴任した辻村みよ子氏(昭53博法)が祝辞を述べた。日本におけるジェンダー平等の現状について言及し、「自分を信じて最良の道を選んで力強く歩んでほしい」とエールを送った。
 学士学位記受領者総代は戴雨希さん(商)が務め、「自分の夢を実現すると共に、未解決の社会課題にも目を向け、解決に貢献する所存だ」と意気込んだ。

当日の国立キャンパスの様子。卒業生やその家族など、多くの人々がキャンパスを訪れた。