本学体育会総務と文化団体連合が7月12日に大学当局に提出した「学生団体に対する課外活動許可に関する嘆願書」に対する回答が、9月28日に稲葉副学長によってなされた。回答では「総合的に勘案したうえで、課外活動を許可する範囲について検討を行う」とされており、嘆願書の内容に対する具体的な言及はなかった。
署名活動を呼び掛けた、村上孝道さん(商3)は大学が当局の回答に対して「予測はしていたが、大学側の対応には正直に言うと失望した。今後の課外活動再開に向けての、複数団体規模での活動は特に予定していない」と述べた。
 課外活動再開の見通しが立たない中、大学側の要請を無視して、課外活動再開する動きもみられる。学外で活動を再開したサークルの幹部は「今年の7月ごろから本格的に活動を再開した。これ以上の活動停止はサークルとしての体裁が保てないと感じたため、やむなく再開しました」と匿名を条件に本紙の取材に対して語った。

大学側からの回答文書