本学学部一般選抜の合格発表が、前期日程は3月9日、後期日程は3月23日に行われた。前期日程の合格者は商学部268人、経済学部208人、法学部163人、社会学部230人、後期日程の合格者は、経済学部67人だった。新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、キャンパスでの掲示は行われず、インターネット上でのみ発表された。昨年度に引き続き、新歓活動も全面禁止だった。

 後日、コロナ禍での異例の入試を終えた受験生に話を聞いた。曽我涼花さん(社会学部)は、発表を見た時は合格を信じられず、何度も確認してしまったという。4月に緊急事態宣言が発出された際は、塾や学校の授業がオンラインになり、塾の自習室も使えず困ったという。9月入学の議論が活発になるなど、様々な情報が飛び交い焦りを感じることも多かった中、お笑い芸人のYouTube動画を見て不安を吹き飛ばすなど、工夫していたそうだ。入学後は、好きな歴史を深く学べるのが楽しみだと期待を語った。