3月19日、兼松講堂で2020年度本学学位記授与式が挙行され、学部989人、大学院580人が新たに巣立った。新型コロナウイルス感染拡大防止のため、昨年同様、入場は卒業生および修了生に限られた。式典の様子はYouTubeで同時配信された。

 学部学位記授与式は学部ごとに行われた。中野聡学長は式辞で「世界を救う主役は、パンデミックをくぐり抜けたみなさんをおいて他にない」と卒業生への期待を語った。

 著名な卒業生3名がビデオで祝辞を述べた後、各学部の総代が謝辞を読み上げた。
 祝辞を寄せた三木谷浩史・楽天株式会社(現・楽天グループ株式会社)代表取締役会長兼社長(昭63商)は、「新しい日本のリーダーとなるべくがんばってほしい」と卒業生を激励した。
 商学部総代の池永進之佑さんは「各々が直面する諸課題に温かな心で寄り添い、知識と創造性を十二分に発揮できるリーダーとしての責務を果たしていきたい」と抱負を述べた。

式辞を読み上げる中野学長

(画像提供:一橋大学広報室)