【ボート】全日本選手権大会で好成績

 第92回全日本選手権大会が先月11日から14日に戸田ボートコースで開催された。本学は男子舵手なしペアで銀メダル、男子エイトで銅メダルを獲得するなどの好成績を収めた。

 順位決定戦・決勝戦に残った本学クルーは5チーム。8月に行われた第41回全日本大学選手権大会(インカレ)では男子舵手なしペアが優勝、男子エイトが準優勝を果たす など、全日本選手権大会でも活躍が期待されていた。順位決定戦では男子舵手なしフォアが7位、男子シングルスカル、女子エイトが8位に入賞し、決勝戦でも男子舵手なしペアが銀メダルを獲得。そして花形種目である最終レース・男子エイトを迎えた。決勝に進んだのは本学の他に明治安田生命、東レ滋賀、日大の3チーム。中でも日大はインカレで本学が惜敗を喫したライバルチームだ。

 コース中盤1000メートル地点ではトップに3秒の大差を付けられて4位に位置するものの、その後追い上げを見せて東レ滋賀を追い抜き、3位に浮上。一時は前を行く日大を抜いて2位に躍り出たが、再び追い抜かれてしまった。しかし最後まで食らいつき、あと一歩及ばなかったものの堂々の第3位でゴール。銅メダルを獲得し、表彰台にのぼった。

 競技後、主将の保田(商4)は「スタートでばたついてしまって、他チームに置いていかれたのが痛かった。しかし諦めず、クルーが一丸となることができたため、銅メダルを獲得することができた。サポートしてくださった皆さんに感謝したい」と述べた。