新学期制・新カリキュラムが始動したばかりの4月6日にWeb抽選に関するシステムの不具合が発覚した。第一回抽選に、空席があるにも関わらず落選してしまった学生が複数いたというものだ。
今回は、教務課の対応の遅れが目立った。窓口が混雑し始めた午前中には、今後の方針に関する告知はなく、14時頃にようやく全学生に発信された。
取材を行った6日午後、抽選に関する問い合わせに訪れる学生が、窓口前に列を作っていた。英語Ⅱに落選したという小川徹朗さん(商2)は「ツイッターで教務課窓口が対応していることを知って来た」と話す。陳叡さん(社2)は「知り合いから聞いた。システムに問題があったことは仕方ないが、告知をするなどの事後対応をしっかりしてほしい」とこぼした。
これを受けて、Web抽選の結果発表は4月10日、履修登録も10日以降に変更された。また、7日の抽選科目の講義は休講となった。第一回抽選の当落に変更はない。
一橋新聞では新カリキュラム・新学期制の動向を随時お知らせしていく予定です。