8月31日から9月3日にかけて開催された第44回全日本大学選手権大会(日本ボート協会主催)で、本学端艇部の男子舵手なしペアの高橋悠太(経4)・白瀬景章(経3)が7位に入賞。また、同時開催された第57回オックスフォード盾レガッタ(同協会主催)では男子エイトが6位入賞を果たした。
予選で1位を逃し敗者復活戦に臨んだ男子舵手なしペアは、ラスト500mで立教大学を抜き去り、1位で準決勝進出を決めた。迎えた準決勝では序盤こそトップを快漕するも、中盤以降は法政大学に追い抜かれ、敗退。7位入賞となった。
高橋・白瀬の両選手とも、今回の結果に完全に満足しているわけではなかった。レース後、高橋は「個人的には優勝を狙っていたが、最低限入賞という結果を残せたことは嬉しい」。白瀬は「自分たちの実力をあまりレースで発揮することが出来ず、残念だったが、強い相手と戦って得られた経験を10月の全日本選手権に活かしていきたい」とコメントした。
決勝進出を決めた種目が存在せず、今大会をほろ苦い結果で終えた端艇部。主将の矢作公宏(商4)は「思うような結果が出ず悔しい。日本一という高い目標を持ちながら、そこに届いていない現状に対する甘えがあった。全日本選手権に向けて、自分たちの悪かった点は修正していかなければならない」と振り返る。主将の言葉通り、10月の全日本選手権では、名誉挽回を果たしたい。