【報道】自転車シェアリングサービス「COGOO」導入

 先月1日から国立キャンパス内で、自転車シェアリングサービス「COGOO(コグー)」が試験導入されている。サービスの利用に当たって学生支援課は、利用ルールの遵守を呼びかけている。

 コグーは、リレーションズ株式会社が無料で提供しているサービスで、大学における放置自転車の解消を目的としている。学生・教職員は専用サイトに登録すれば、1時間無料でシェア自転車を利用できる。ただし利用は、国立キャンパス内の移動に限定されている。現在、自転車が設置されている基地局は西プラザ前・第1講義棟前・西本館脇・東プラザ前・東2号館脇の5か所にあり、計20台の自転車が置かれている。学生支援課によれば、今後もサービスを継続していく考えだという。

 ただ同サービスを導入している他大学では、利用ルールの違反が問題になっているケースもある。横浜国立大では昨年、シェア自転車が学外に持ち出される「野良コグー」問題など不正利用が相次ぎ、サービスが一時停止された。学生支援課は、「利用時間と利用範囲を守って、できる限り元にあった基地局に自転車を戻して欲しい」と利用者に注意を促している。