小平寮で盗撮事件 RAから注意喚起も

 昨年10月1日、小平国際学生寄宿舎(小平寮)で女子学生が盗撮に遭う事件が発生した。盗撮を行った男子学生と被害を受けた女子学生はすでに和解している。

 事件当日、女子学生は、シャワールームに入ったところ、ドアからのぞくカメラを発見。その後、警察に通報し、事件が発覚した。
 盗撮を行った男子学生は通報の翌々日に警察に出頭し、被害学生との和解は完了したという。男子学生は無期停学処分を受けている。
 事件発生の背景には、盗撮を防げないシャワールームの状況があった。女子学生が使用していたタイプのシャワールームは暗証番号を入力しなければ入れない仕組みだった。しかし、施錠の不徹底や暗証番号の漏えいがあったという。
 事件を受けて、大学側は再発防止に向けて対応を行っている。まず、小平寮の入居者には担当のレジデントアシスタント (RA)から注意喚起が行われた。また、順次シャワールームの暗証番号の変更などを行っている。