学長選考・監察会議は1月29日付の公示で、加藤俊彦副学長(経営管理研究科)を第2次候補者として決定したと発表した。加藤副学長は商学部の教授で、専門は経営戦略論および経営組織論。本学役員補佐、経営管理研究科長・商学部長などを歴任し、現在は教育統括担当の副学長を務めている。加藤氏の他に立候補者はおらず、同氏が学長予定者に決定される公算が高い。
 今回の学長選考は、異例の展開を辿ってきた。規則では、教員や学長選考・監察会議委員の推薦を受けた「2名以上」の者を、第1次学長候補者として公示すると定める。その後、学長選考・監察会議が1から4名の第2次候補者を選出し、さらに、その中から同会議委員の過半数の得票を得た者を次期学長に選出する仕組みである。
 しかし、期日の10月末までに推薦を受けたのは加藤氏1人にとどまり、受付期間が12月5日まで延長されてもなお、新たな候補者は現れなかった。その結果、同会議は第1次候補者を「2人以上」とする規則を「読み替え」るという異例の対応を取り、12月18日、加藤氏ただ1人を第1次候補者として決定。さらに1月28日、同氏は第2次候補者にも決定した。選考は最終段階に入っており、前例通り進めば、同会議は「学長予定者」を3月末に決定することになる。中野学長の任期は今年9月までとなっている。