5月7日に東洋大学で行われた関東学生アーチェリー連盟女子リーグ1部2部入替戦で本学洋弓部が2位となり、1部昇格を果たした。
アーチェリーの大会では、8人が50㍍、30㍍の距離からそれぞれ36射打ち、当たった位置に応じて最大10点まで1点刻みで与えられる。個人の合計得点の高い4人の総合得点で競う。本学洋弓部は今シーズン2部Aブロックの6チーム中2位で、入替戦では1部5位の専修大、慶應義塾大、2部Bブロック2位の成蹊大と計4大学で対戦した。2位以上が1部昇格もしくは残留できる。本学はチームベストの2417点を出して2位で入替戦を終え、1部昇格を決めた。
今シーズンのリーグ戦3戦目、2部リーグ最大のライバルと目していた成城大に敗れ、1位通過を逃していた。50㍍終了時点では得点が上回っていたが、30㍍で逆転され2点差で惜敗した。この一戦を契機に奮起した部員は1部昇格の目安となる2400点、すなわち個人が720点中600点を超えることを目標に練習を重ね、入替戦の一週間前にはチームベストを更新した。
入替戦当日も、50㍍終了時点で3位の慶應大を15点離していたが、成城大戦の反省を生かし、気持ちを引き締め30㍍に挑み、勝つことができたという。
来シーズンは1部の強豪校と戦い、残留しなければならない。女子リーダーの清水彩也子さん(社4)は「1部にいる大学はどこも選手層が厚い。今年度は、新入生がたくさん入ってきてくれたので期待できる」としながらも、「今回昇格できた最大の理由は、各選手が『自分がベストを出さなければ』と強く意識できたこと。選手が増えてもその意識を共有し続ける必要がある」と話した。