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【特集】APLACのすゝめ

 6月―。新学年が始まって早2か月が過ぎた。新歓期を終えた一年生は部活やサークルなど所属団体も決まり、大学生活も落ち着いてきた頃ではないだろうか。しかし一方でしばしば勉強面での不安の声を耳にする。「行きたいゼミに行くには何の授業を履修すればいいのだろう」「将来就きたい職業に対しどう勉強を進めたらいいのか分からない」。高校とは段違いに自由を与えられる大学では、かえってその放置状態に不安になる学生もいるだろう。そんな学生に手を差し伸べる施設として、本学のAPLAC(エイプラック)を紹介したい。

〇学びが息吹く場

 学生の学修支援の仕組みを充実すべく、大学改革の一環で2012年 10月設立されたアカデミックプランニングセンター(通称APLAC)。学部生への学修相談を専門に取り扱う場として、西第1講義棟3階にガラス張り学修スペースを構える。風通しがよく明るい空間は学修相談のしやすさを演出している。このスペースは普段は学部生に自習室としても開放しており、話し合いが自由で、ホワイトボードやプロジェクターなど備品も常時使用可能なため、ゼミ前の学生などにオススメだ。

〇何でも聞いてくれる院生

 APLACでの学修相談はこのスペースの一番奥にて行われる。院生チューターが平日12時から18時まで常駐しており、予約をとらず気軽に相談できる。利用者は1年生から4年生まで様々で、相談内容も「休んだ授業のフォローの仕方」「レポートの書き方」というものから「院進学」や「卒論テーマ」に関する悩みまで多岐に渡る。要するにAPLACで断られる相談はない。院生はそれぞれ数学や外国語、学部科目の専門をもつため授業の不明点に関する具体的質問も可能だ(曜日ごとに院生の専門は異なる。HPまたはTwitterを参照)。

 月曜日・商学科目担当の井上さんに院生への相談について尋ねると「ガス抜きとして、(大学生活の中での)もやっとしたものを相談しに行く感覚で来てほしい」「先生や友人に言いにくく、全く関係ない人の方が相談しやすいことも多い」と答えてくれた。

 期末試験前に相談が多く、普段はまだまだ少ないのがAPLACの現状だ。しかしリード文で述べたように悩みを抱えた学生が溢れている。そういった人がもっとAPLACに訪れて自身の学修を軌道に乗せて欲しい。院生が親身になって回答してくれるから。

〇ネイティブ講師と英会話も

 さらに毎週月・木曜日15時からは、学修スペースの一角で、英語のネイティブ講師による「English Table」が行われる。参加は自由。45分間、10人ほどで円になり、あるテーマについてフリートークをする。テーマは「Talking about studying abroad」「Work」など留学する学生のためになるものを講師が考えており、PACEや英語コミュニケーションスキルといった授業より敷居が低く、伸び伸びと英会話できる点が魅力。取材時も1年生から4年生まで、英語の得意な学生、不得意な学生が一緒になってディスカッションが行われていた。

 こうしたAPLACの学修支援イベントもうまく使いながら、本学で自律した充実の学びを実現していってほしい。APLACの活かし方は君次第だ。