18歳選挙権導入後初の国政選挙にあたる参院選が7月10日に実施される。全国の高等学校では、高校3年を対象に「主権者教育」が行われている一方、今の大学生は、「主権者教育」を受けずに選挙権が与えられることとなる。
いま、高校現場でどのような教育が行われているのか。これまで、主権者を育てる教育は行われてこなかったのか。そもそも主権者に求められる能力とは。教育社会学を専門とする中田康彦教授(社会学研究科)に話を聞いた。
学生の投票率向上を目指した「100% GO VOTE」キャンペーン。キャンペーンを立ち上げた言語社会研究科・小岩信治教授に思いを聞いた。
増田書店と白十字の間に設置された4つのベンチ。桜と銀杏の木陰、紫陽花、植え替え待ちの花壇。一見いかにも市民の憩いの場といった感じだ。そこを訪れる人々の人間模様を追った。
一橋の文科系部活、サークルを取材し、その魅力と課題に迫る不定期連載「一橋文化の担い手たち」。今回は、社会学理論の真髄を貪欲に追い求める「社会学研究会」を紹介する。
一橋新聞は5月上旬、「4学期制・学部新カリキュラム導入に関する学生アンケート」を実施し、学部生の16%にあたる652人から有効な回答を得た。17年度から実施される4学期制・105分授業に、「反対する」「どちらかといえば反対する」と答えた学生が全体の88%に達した。新カリキュラムの導入、第2外国語の選択科目化(商・経済学部生)に関しては、反対多数ながらも、およそ3~4割の学生が支持していることがわかった。
新学期制学生アンケートの回答結果を学部や学年などの属性別でみた。
4学期制・新カリキュラム導入が10か月後に迫る中、制度の詳細に関する大学からの説明は進んでいない。このような状況のなかで、学生ができることはなにか。一橋新聞が果たせる役割とはなにか。考えてみました。