どうなる一橋 ~カリキュラムとグローバル化の行方~

「グローバル社会に貢献し得る質の高い人材」(中期目標)の育成を目指した改革を進める一橋大学。17年度からの4学期制と新カリキュラムに向けた、大幅なシステムの見直しが進められている。導入を半年後に控えるなか、制度整備の状況と、想定される課題を取材した。

一橋大学では今年、ミスコンテストが復活する。ミスコンにはジェンダーの観点から批判が大きい。
ミスコンに関わる人々はミスコンに対してどのように向き合っているのか。また、ミスコンの問題とは何なのか。運営団体代表、本学のジェンダー研究者、ミスコンファイナリストにそれぞれインタビューを行った。

本学キャリア支援室がまとめた15年度本学学部卒業生の進路状況が明らかになった。就職者数を就職希望者数で割った就職率は97・54%で、14年度から0・47ポイント上昇した。大卒者全体の求人倍率も上昇しており、本学の就職率にもその影響が現れた。

【17年度新学期制】新時間割・学年暦を公表

4学期制が導入される17年度の学年暦と、1コマ105分の新しい時間割が公表された。17年度以降、1限開始が8時45分、昼休みが45分となり、5限は18時55分に終了する。また新カリキュラム導入に伴う負担を抑えるため、16年度以前の入学生に対する卒業・後期進学要件は軽減される。7月22日の「新学期制説明会(第3回)」において、沼上幹副学長(教育・学生担当)が明らかにした。

9月22日から25日にかけて開催された第43回全日本大学選手権大会(日本ボート協会主催)で本学端艇部の男子舵手なしペアが優勝を果たした。男子舵手つきフォアは3位、男子舵手つきペア・男子舵手なしフォア・男子エイトは6位に入賞した。

「政治と若者」というと、SEALDsのような積極的な政治活動を行う学生らが各種メディアで取りあげられている。またその一方で、消費税や安保法案といった個別の政策について関心を持ちつつも、現在の政治体制に対しては諦観している学生も少なくない。今回本紙では、政治への意識にまつわる問題について本学社会学研究科の中北浩爾教授に話を聞いた。

8月に行われたリオオリンピック。本学OBの中野紘志選手(平23商)が大元英照(ひでき)(アイリスオーヤマ)選手とボート男子軽量級ダブルスカルに出場した。僅差で予選通過を逃した日本代表ペアは敗者復活戦にまわるも準決勝進出はならず、順位決定戦を経て総合15位に終わった。帰国後の中野選手に、オリンピックでの経験と今後の展望について聞いた。

高輝度青色LEDの発明でノーベル物理学賞を受賞したカリフォルニア大学材料物性工学科の中村修二教授が10月3日に兼松講堂で講演を行った。

生活必需品ではないはないが、誰もが持っている本という存在。国立の街にも本があふれている。駅構内にはカフェを併設するPAPERWALL。大学通りを歩けば、昔ながらの増田書店や洋書専門店である銀杏書房が並ぶ。これらの多様な書店が並ぶ国立の街には、本を中心にしたコミュニティスペースを営む国立本店という場所もある。

先月、今年度の司法試験合格者が発表された。本学法科大学院の合格率は49・61%で、2年連続の全国1位となった。