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2023年度入学式挙行 SDS設置で、新たなスタートへ

 4月2日、令和5年度本学入学式が行われた。新型コロナウイルス感染症の影響により、2020年度から昨年度までは学部別での実施であったが、今年度は社会状況を踏まえ、4年ぶりに全学部合同の入学式が実施される運びとなった。学部生は1009名、大学院は646名が、本学の今年度新入生として入学した。
 中野聡学長は式辞において、本学が今年度、実に72年度ぶりの新学部としてソーシャル・データサイエンス学部・研究科修士課程を開設したことに絡めて、同学部・研究科創設の目的・意義を述べるとともに、今年度入学式の特別さを強調した。最後に、環境問題をはじめ、私たちを取り巻く周囲が変化する現代を「人新世」と称し、時代に対応するための学問の在り方に考えをはせるよう学生たちに求めた。

入学式当日の、中野学長による式辞の様子。SDS学部設置により、本学が新たなスタートを切ったことを強調したうえで、本学の学生として社会問題の解決に資するような人材となってほしいと、新入生たちを激励した(提供:本学広報課)。