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新学部情報公開 学部構想や教員紹介も

 8月5日、インターネット上で本学のオープンキャンパスが開催された。それに伴い、来年度開設予定のソーシャル・データサイエンス学部(仮称)に関する動画が、YouTube上に4本公開された。
 新学部の構想について、中野学長は急速に変化する現代社会を迅速に把握するためにデータサイエンスが必要とした上で、現実の社会課題の背景を正しく理解するため、既存の4学部と連携し、社会科学の理論を学ぶ仕組みを作ると強調した。また、本学の学部間の垣根の低さを活用し、既存の4学部の学生にも新学部の授業を積極的に履修するよう呼びかけた。
 ソーシャル・データサイエンス教育研究推進センター長の渡部敏明教授は、新学部が養成する人物像について、社会で蓄積されるデータを用いて、ビジネスの革新や社会問題の解決に関する方策を提案・実行できる人材とした。具体的には、様々な企業でデータ分析に携わる開発・マネジメント型人材や、コンサルティング企業などでアナリスト職を務める分析・マネジメント型人材の育成を目指す。他にも独立起業や、併設する大学院への進学も想定しているという。
 動画では、新学部の教育課程についても言及があった。まず学部前期ではデータサイエンスと社会科学双方の基礎知識を習得する。そのため、統計学やプログラミングのみならず、経営学やマーケティング、社会学などの社会科学の導入科目を履修することも求められる。後期では多分野の知見を融合して、実際の問題に対処することが目標となる。特徴的なカリキュラムとしてPBL演習(Project Based Learningの略称)がある。これは、提携する企業や官公庁から実際のデータの提供を受け、それをもとに分析や解決方法の提案を行うもので、それまでに身につけた知識を具体的にどう生かせばよいかを学ぶ。
 また、新学部に所属予定の教員の紹介動画も投稿された。動画では、ナビゲーションシステムの開発研究所 出身で、検索エンジンなどや音声認識の技術を研究テーマとする欅惇志准教授や、本学商学部にも所属し、 認知脳科学 を研究する福田玄明准教授など、総勢11人の教員が紹介された。