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一橋Tシャツを作ろう!デザイン案投票開始

 6月13日から22日まで、一橋大学オリジナルTシャツのデザインコンテストの投票が行われている。主催はTシャツ製作実行委員会で、デザイン案は学生から募集した。この企画について、実行委員会の松井優さん(法4)に話を聞いた。

西生協前に設置されたポスター

 生協西ショップではこれまでも、大学のロゴがプリントされた公式Tシャツが販売されていた。しかし、松井さんによるとデザインは10年ほど変わっておらず、学生主体で作ったTシャツがあったらと周りの学生と話していたという。普段使いできるようなTシャツを作り、大学に愛着を持つきっかけにしてもらいたいと考え、生協の職員とも協力して製作実行委員会を発足することになった。生協委員会MACOや應援部などの学生を中心とする12人が集まり、Tシャツ製作に向けて宣伝などに励んでいるという。
 オンラインでミーティングを重ねる中で、デザイン案を学生の中から募集しようというアイデアが出た。一方で、松井さんは「当初は企画の認知度が低いと感じており、宣伝方法に悩んだ」と振り返る。そこで、生協の協力を得てポスターを貼り出したり、応募特典として生協の焼き立てパンのプレゼントを用意したりして、認知度をあげていった。また、SNSで海外の大学のTシャツを紹介し、学生が大学オリジナルTシャツに興味を持つきっかけになるよう工夫したという。その結果、「応募は1件来るかどうかも自信がなかったが予想より集まった」と嬉しそうに話してくれた。
 完成したTシャツは、8月頃の発売開始を目指しているという。実行委員会では、オープンキャンパスでおそろいのTシャツを着て未来の一橋生を迎えたいと考えている。


 松井さんは、Tシャツ製作を通して、様々な団体の人と関わりを持つことができたと言い、「完成したら、皆でTシャツを着ることで、より多くの人に一橋に入学して良かったと思ってほしい」と語った。最後に学生に向けて、「新しい大学のTシャツの製作に関わる機会は珍しく、貴重な経験。ぜひ一緒に素敵なTシャツを作りましょう」と投票を呼びかけた。
 投票は、一橋大学オリジナルTシャツ製作実行委員会のTwitter(@Hit_u_Tshirts)やInstagram(@hit_u_tshirts)、生協ショップ店内で受け付け中。