本学学部一般選抜の合格発表が、前期日程は3月10日、後期日程は22日に行われた。前期日程の合格者は商学部269人、経済学部212人、法学部178人、社会学部229人で、後期日程は経済学部70人だった。昨年に引き続きキャンパスでの掲示は行われず、合格者発表ウェブサイトに合格者の受験番号が掲載された。コロナ禍以前は発表当日にキャンパス内で行われていた新歓活動も、3年連続で全面禁止となった。

 後日、合格者に話を聞いた。本紙のインタビューに答えてくれたのは、社会学部に合格した戸松結香さん。
 受験勉強で最も辛かったのは、大学入学共通テストが終わってから二次試験までの間だったという。「共通テスト後は少し気持ちが緩んでしまったのですが、毎日必ず塾に行って、開放自習室で他の人が勉強する姿を見ることで、自分も頑張らないと、と徐々に二次試験へ気持ちを切り替えられました 」
 その結果、緊張感のある二次試験当日でも、周りをあまり気にせず自分のことに集中でき、思ったより緊張しなかったそうだ。
 10日の合格発表は家族と一緒に確認したといい、「30分前くらいから全然落ち着かなくて、自分が合格したと分かったときは、嬉しい気持ちと信じられない気持ちが半々でした」と振り返った。
 大学で取り組みたいことについて尋ねると、「私は社会学に漠然と興味があって社会学部を選びましたが、何を学びたいかがまだ定まっていないので、入学後は色々なことを学んで自分が本当にやりたいと思えることを見つけていきたいです。また、サークル活動も楽しみです。テニスをやりたいと思っています」と答えてくれた。