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ソーシャル・データサイエンス学部・研究科新設へ カリキュラム概要も明らかに

 5月20日、本学のホームページ上で、2023年4月から本学に新設予定のソーシャル・データサイエンス学部および研究科(仮称)に関して、定員とカリキュラムの概要が発表された。
 定員は学部60人、修士課程21人。修士課程については新たに全体の定員を増やすが、学部に関しては現在の4学部の定員をそれぞれ6%削減する形で設置される見通しだ。博士課程には25年4月に設置される予定。
 カリキュラム案も公表された。カリキュラムは「基礎」と「発展・演習」の2段階で構成される。「基礎」では、数学やAI、統計学、プログラミングの基礎知識を身に着けるとともに、データサイエンスを運用する上での倫理的・法的課題についても学ぶ。発展・演習では統計やAIの専門科目を学んでいく。
 データサイエンスをほかの社会科学分野に応用するため、既存の4学部との連携が重視されていることが特徴だ。また、国内外の大学や研究機関、民間企業、官公庁とビッグデータを通して連携するとともに、産学協同の形での問題解決型授業を複数開講するなど、学外とも緊密に連携していく方針だ。