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中野新体制が始動

8月31日、蓼沼宏一前学長の任期が終了し、翌9月1日より中野聡学長による新体制がスタートした。任期は2024年8月31日までの4年間。
新体制発足にあたって新たに副学長に就任したのは、学長選考での対立候補であった大月康弘経済学研究科教授(総務、人事、研究、社会連携、広報担当)および、青木人志法学研究科教授(教育担当)、稲葉哲郎社会学研究科教授(学生担当)の3人。うち、大月氏と青木氏は理事を兼任する。副学長の任期はいずれも2年間。15年に、それまで行われていた学生担当副学長の複数候補者からの選考が廃止されたため、学長単独で全ての副学長が指名された。
院生自治会によれば、例年行われていた学部生・院生対象の担当副学長の参考投票や候補者への公開質問状の作成は「現状では計画していない」という。現在は、15年8月を最後に実質的に行われていない副学長会合の再開に向けた働きかけを進め、交渉ルートの確保を目指している。