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経営管理研究科新設 МBA教育拡充へ

 今年度、商学研究科と国際企業戦略研究科(ICS)が統合され、経営管理研究科(HUB)が新設された。国際競争力のあるビジネス・スクールを目標としており、MBA教育の拡充が進んでいる。

 新設による大きな変化の一つが、国立キャンパスで開講していた経営学修士コース(HMBA)の分割だ。国立キャンパスの経営分析プログラムと、千代田キャンパスの経営管理プログラムに分割される。後者は平日の夜間や土曜日に開講され、都心で働きながら学びたい社会人のニーズに対応できるようになった。2018年度入試では、定員50人に対して262人が応募。経営管理研究科長の蜂谷豊彦教授は「需要の大きさを再確認した」と話す。
 また、国立大学では初となるMBA教育の国際認証取得に向けても動いている。現段階で商学研究科と商学部、ICSがそれぞれ申請を行っており、取得できた場合はHUBの経営管理専攻と国際企業戦略専攻に引き継がれる。蜂谷教授は「世界の大学とネットワークを構築する際に、国際認証がないと相手にされないこともある。学生のためにも、大学全体で考えていきたい」と語った。