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【学期制改革】グローバル教育ポートフォリオ 今年度から卒業要件化

 グローバル教育ポートフォリオとは本学の学生に、①PACEⅠ及びPACEⅡの修得と、②短期語学研修、語学集中研修、短期海外留学、長期海外留学、海外インターンシップ、ゼミを中心とした海外調査・インターゼミ の内から1つ以上の参加を義務付けるプログラムである。今年度の新入生以降が対象となる。ただし、TOEFL ITP試験において460点以上を有する学生はPACE以外の参加義務を免除される。

 「一橋大学の卒業生 としての最低限の英語力を保証することが目的」と阿部准教授は話す。②の免除基準を下回っている学生は今年度新入生の約8分の1 。すべての留学プログラムには2割程度の補助金が出るが、それでも負担は大きい。 そのため、Upenn国内語学研修という学内で参加可能なプログラムも用意されている。TOEFL ITP試験で460点を取得できなかった学生が、卒業までにTOEFLiBT試験で一定の点数を取得し、②の代わりとすることができるかは未定だ。