【4学期制・新カリキュラム始動】  教務課「履修手続きの前倒しに注意」

 4月から、4学期制・105分授業を導入した学部新カリキュラムが始動する。履修登録の日程はこれまでより前倒しになっており、手続きに不備のないよう教務課は注意を呼びかけている。

 新制度下では2学期分の履修登録を一度に行う必要がある。17年度春・夏学期分の手続きは、4月上旬にMERCAS上で受け付けられる。

 はじめに、4月5・6日に計2回、履修者数に制限がかかる科目の「Web抽選」が行われる。「英語Ⅰ・Ⅱ」や情報・スポーツ系科目のほか、数学系、第2外国語(中・上級も一部含む)、学部科目の一部も対象となっている。抽選結果の判明後、4月7日から11日にかけて、他の科目の履修登録が行われる。

 手続きの詳細が記載された「学士課程ガイドブック」(別冊含め2部)は3月27日から教務課で配布され、同日には2年生以上向けの学部別ガイダンスも開催された。

 17年度のシラバスは昨年末に公開され、新制度の目玉となる科目の情報も閲覧できるようになった。
このうち、外部講師による全学部1年生向け英語コミュニケーション科目は「PACE」という名称を使用し、3レベル計60クラスが開講される。基本的に同じクラスで週2回通年受講するが、秋学期開始時に成績上位・下位学生のみが、担当講師の判断でレベルの異なるクラスに移動となる可能性がある。

 また、実践的な英語力を身につける商学部基礎科目として、「EDGE」が新設される。1学期につき6分野12コマが開講。成績による履修制限や抽選などは実施されず、他学部生も履修できる。

 4学期のうち夏学期のみを利用した新たな「サマースクール等留学制度」も始まっている。夏学期のみ本学の科目を履修せず、海外協定校で6月から8月にかけて実施されるサマースクールに参加するもので、単位互換も認められる。